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サイズが合わない・追い焚きできない?マンション浴室リフォーム前に知るべき制約

  • 公開日:
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サイズが合わない・追い焚きできない?マンション浴室リフォーム前に知るべき制約

「浴室をリフォームしたいけど、マンションだと何かと制限が多い」と感じている方は多いのではないでしょうか。

 

実際に検討を始めると、「希望のユニットバスがサイズで入らない」「追い焚きを付けたくても配管が通せない」といった壁に当たることがあります。戸建てと違い、マンションの浴室リフォームには構造や管理規約による制約があるからです。

 

ただ、制約の正体を事前に知っておけば、あきらめなくて済むケースも少なくありません。この記事では、マンションの浴室リフォームで直面しがちな3つの制約を、それぞれの原因と対処法をセットで分かりやすく解説します。

 

リフォームを検討している今の段階で読んでおくと、業者への相談もスムーズになります。ぜひ最後までお読みください。

マンションの浴室リフォームが「思ったより難しい」理由

浴室のリフォームを検討してみると、戸建てとは違う独特の壁にぶつかることがあります。

 

「カタログで見たユニットバスが入らない」「追い焚きを付けたいのに無理と言われた」そういった声は、マンションの浴室リフォームでよく聞かれます。原因を知らないまま進めると、計画が大幅に変わってしまうことも。まずは、なぜマンションの浴室リフォームに制約が生まれるのかを整理しておきましょう。

戸建てにはない、マンション特有の3つの制約

マンションの浴室リフォームで特によく問題になるのが、次の3つの制約です。

・サイズの制約:浴室まわりの梁や配管が出っ張っていて、希望のユニットバスが入らない

・追い焚きの制約:配管を通すためにコンクリート壁に穴を開ける必要があり、管理規約で禁止されているケースが多い

・パイプスペース:給湯器や配管が収められた専用スペースに収まる給湯器の大きさや号数に限りがあり、設備のグレードアップが自由にできない

 

これらは構造上・規約上の理由から生まれるもので、リフォーム業者の技量だけで解決できるものばかりではありません。事前に把握しておくことが、計画を無駄にしないための第一歩です。

専有部と共用部、どこまで工事できるかを知る

マンションの浴室リフォームで判断の基準になるのが、「専有部分」と「共用部分」の区分けです。

 

浴室の内側にあるユニットバスや内装・設備は専有部分にあたり、基本的に居住者が工事できる範囲です。一方、コンクリートの躯体壁や配管の共用部分は、管理組合の許可なく手を加えることができません。

 

「浴室の中だから自由にできる」と思っていても、壁に新たな穴を開ける工事などは共用部分に影響するため、管理規約の確認が必要です。どこまでが専有部分かを把握しておくと、計画の見通しが立てやすくなります。

まず管理規約と現地調査から始める理由

マンションの浴室リフォームでは、「現地を見てみないとわからない」ことが多くあります。

 

浴室まわりの梁の位置や配管の状態は、物件ごとに異なります。カタログやネットの情報だけでは判断できないことが多く、実際に現地調査を行ってはじめて「できること・できないこと」が明確になります。

 

また、管理規約によって申請が必要な工事の範囲が決まっています。リフォームを始める前に、まず管理規約を確認し、経験のある業者に現地調査を依頼することが、後悔しない浴室リフォームへの第一歩です。

制約①:梁と配管が邪魔してユニットバスのサイズが合わない

浴室リフォームで最初にぶつかりやすいのが、「サイズが合わない」という問題です。

カタログやショールームで気に入ったユニットバスを選んでも、いざ現地で採寸してみると入らない、というケースは珍しくありません。マンション特有の構造が原因であることが多く、事前に知っておくと対策が立てやすくなります。

なぜ希望のサイズが入らないのか

マンションの浴室まわりには、建物を支える「梁(はり)」や給排水管が通っています。

 

鉄筋コンクリート造のマンションでは、梁が浴室の天井や壁に出っ張っていることがよくあります。最新のユニットバスは断熱性能が高く壁パネルが厚い分、カタログに記載された寸法よりも実際に必要なスペースが広くなります。その結果、梁に干渉して希望のサイズが収まらない、ということが起こるのです。

 

また、配管スペースを確保するために浴室の一部が削られているケースもあり、思ったより浴室が狭かったという声もよく聞かれます。

梁欠き加工とフリーサイズ対応で解決できるケースも

「サイズが合わない」と言われても、必ずしもあきらめる必要はありません。

 

梁が邪魔している場合は、「梁欠き加工」によって梁の一部を削り、スペースを確保できることがあります。また、パナソニックの「リフォムス」やタカラスタンダードの「広ろ美ろ浴室」など、1〜2.5cm単位でサイズ調整できるユニットバスも各メーカーから出ています。

 

こうした対応ができるかどうかは、梁の位置や構造によって変わります。「ワンサイズ小さいお風呂を選ぶしかない」と判断する前に、サイズ調整が得意な業者に相談してみることが大切です。

サイズダウンを避けるための事前確認ポイント

浴室のサイズ問題を防ぐために、事前に確認しておきたいことがあります。

 

まずは現地調査で、梁の位置や出っ張りの寸法、配管スペースなどを正確に確認してもらいましょう。こうした事前調査の精度が、最適なユニットバスのサイズ選びにつながります。

 

次に、入居時の図面(竣工図面)があれば業者に見せておきましょう。建物の構造が把握しやすくなり、より正確な提案が得られます。管理会社を通じて取り寄せられるマンションもあるので、リフォーム前に確認してみてください。

制約②:追い焚きを後付けするのが難しい理由

浴室リフォームで「ぜひ追加したい」という要望が多いのが、追い焚き機能です。

 

家族の入浴時間がバラバラな家庭や、長湯を楽しみたい方にとっては特に魅力的な機能ですよね。ところが、マンションでは追い焚きの後付けが難しいケースがほとんどです。その理由を、仕組みから順に見ていきましょう。

追い焚きの仕組みと、なぜ配管工事が必要なのか

追い焚き機能は、浴槽内のお湯を給湯器に送って温め直し、再び浴槽に戻すという仕組みで動いています。

 

この仕組みには、給湯器と浴槽をつなぐ2本の配管が必要です。浴槽のお湯を給湯器へ戻す配管(戻り管)と、温め直したお湯を浴槽へ送る配管(往き管)の2本がそろうことで、お湯を循環させて追い焚きができる仕組みになっています。

 

つまり、追い焚き機能を後付けするには、この2本の配管を給湯器と浴槽のあいだに新たに通す工事が必要になります。これがマンションではなかなかできない理由につながります。

躯体(コンクリート壁)への穴あけが壁になる

マンションでは、給湯器は廊下側のPS(パイプスペース)内に設置されていることがほとんどです。

 

給湯器と浴室のあいだには、コンクリートでできた躯体壁があります。追い焚き配管を通すには、この躯体壁に新たな穴を開ける必要がありますが、躯体は建物全体を支える共用部分にあたります。そのため、管理規約で新たな穴あけを禁止しているマンションがほとんどで、管理組合の許可が下りないケースが多いのが実情です。

 

もともとスリーブ(配管を通すための穴)が設けられていて、空きがある場合は工事できることもあります。まずは管理会社や管理組合に、スリーブの空きがあるかどうかを確認してみましょう。

追い焚きができない場合の3つの代替策

追い焚きの後付けが難しい場合でも、お湯を温かく保つ方法はあります。

 

一つ目は、高断熱浴槽(魔法びん浴槽)への交換です。断熱材で浴槽全体を包む構造になっており、4時間でお湯の温度低下が2〜3℃以内に抑えられる製品もあります。追い焚きがなくても長時間温かさをキープできるため、追い焚きの代替として有効です。

 

二つ目は、浴室全体の断熱性能を高めるリフォームです。壁・床・天井に断熱材を入れたユニットバスに交換することで、浴室全体が冷えにくくなります。

 

三つ目は、簡易追い焚き機(ポータブルタイプ)の活用です。工事不要で浴槽に入れるだけで使えるため、配管工事ができない場合の手軽な選択肢になります。

制約③:給湯器・換気設備にも制限がある

浴室まわりのリフォームでは、ユニットバス本体だけでなく、給湯器や換気設備にも制約が生じることがあります。

 

「せっかくリフォームするなら給湯器も最新のものに変えたい」「浴室乾燥機を付けたい」という希望をお持ちの方は多いですが、マンションの構造や共用設備の制限によって、思いどおりにならないこともあります。事前に把握しておくと、計画がスムーズに進みます。

パイプスペースに収まる給湯器の号数・サイズに限りがある

マンションの給湯器は、廊下側のパイプスペースと呼ばれる収納スペースに設置されていることがほとんどです。

 

このパイプスペースの大きさは物件によって決まっており、設置できる給湯器のサイズや形状に制限があります。「号数を上げて湯量を増やしたい」と思っても、パイプスペースに収まるサイズの給湯器が限られるため、希望どおりの機種に変えられないケースがあります。

 

また、マンション全体のガス供給能力の問題で、号数アップに制限がかかることもあります。給湯器の交換を検討する場合は、まず現在の給湯器の品番と型番を確認し、どの機種に交換できるかを業者に調べてもらうことが先決です。

換気・浴室乾燥機の変更で確認すべきこと

浴室の換気扇や浴室乾燥機を変更・追加する場合も、事前確認が必要です。

 

換気扇はマンション全体の換気システムと連動しているケースがあり、勝手に機器を交換すると換気量のバランスが崩れることがあります。管理規約で「指定機種への交換のみ可」としているマンションもあるため、交換前に必ず管理会社に確認しましょう。

 

浴室乾燥機を新たに設置する場合は、電気容量の問題も絡んできます。電気式の浴室乾燥機は消費電力が大きく、住戸の契約アンペアによっては対応できないこともあります。ガス式の浴室乾燥機を希望する場合は、ガス配管の引き込みが必要になるケースもあり、共用部への影響が出ることがあります。

後悔しないためにリフォーム前にやること

浴室リフォームで後悔しないためには、工事を始める前に次のことを済ませておくと安心です。

 

まず、管理規約と使用細則を確認し、工事の申請が必要かどうかを確かめましょう。次に、竣工図面があれば手元に用意して、業者による現地調査を依頼します。給湯器の品番・号数・パイプスペースのサイズ、浴室まわりの梁の位置、スリーブの空き状況など、現地を見て初めて分かることがたくさんあります。

 

「やってみたらできなかった」という後悔を防ぐには、この現地調査が何より大切です。マンションの浴室リフォームに慣れた業者であれば、制約を踏まえたうえで最適なプランを提案してもらえます。まずは相談から始めてみましょう。

まとめ|制約を知ったうえで、できることから動き出そう

マンションの浴室リフォームには、サイズ・追い焚き・給湯器や換気設備という3つの制約がありますが、それぞれに対処法があります。

 

「できない」と思い込んでいたことが、梁欠き加工やフリーサイズ対応のユニットバスで解決できることもあります。追い焚きが難しい場合も、高断熱浴槽への交換で快適さを大きく改善できます。制約の正体を知っておくことが、後悔しないリフォームへの第一歩です。

 

大切なのは、管理規約の確認と現地調査を工事前に済ませておくこと。マンションの浴室リフォームは物件ごとに条件が違うため、経験のある業者に早めに相談することがスムーズな進め方につながります。

 

イエスリフォームでは、マンションの浴室リフォームについて、現地調査から管理組合への申請サポート、プランのご提案まで一貫してお手伝いしています。「うちのマンションでどこまでできるか確かめたい」という段階からでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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